奇祭 きせる祭り

 筑後市で長らく続く奇祭の一つ(市指定文化財)。溝口地区の住民が座元に集まり、神事を行った後、青竹で作ったきせるで煙草を一斉に吸うというお祭りです。家の中に煙が立ち込め、せき込む参加者も。そのユーモラスな光景が、毎年メディアに取り上げられます。

 戦国時代(1578年)、筑後市溝口に存在したとされる溝口城の城主・溝口重正が、佐賀の龍造寺隆信の攻撃を受け、城を追われたうえ、溝口地区の民家を焼き払ってしまいました。居場所を追われた重正と住民は、近くの竹やぶに逃げ込み、山芋などを食べて飢えをしのぎ、青竹を切ってたばこを詰め、きせるの代わりにしたという故事から、神事にきせるを供えることになったと言われています。

◆日時:12月13日(金)10:30~

◆場所:溝口竈門神社および周辺座元

◆問合せ:筑後市観光協会 tel 0942-53-4229