【ちっごのお土産】イラストレーターのだぎりさんの作品

 恋のくに委員会のもなです。筑後市出身&在住のイラストレーターのだぎりさんについてご紹介します。
 のだぎりさんのイラストは擬人化したつぶらな瞳のキャラクターが特徴的です。野菜の擬人化イラストが多いことも特徴の1つです。下のイラストは、のだぎりさん作の筑後市のゆるキャラ、はね丸君です。とってもかわいらしいですね。

〈イラストレーターになるきっかけ〉


2,30歳の頃は生き急いでいたけど、体調を崩したことでそれまでのお仕事を退職し、その後片耳が悪くなり補聴器生活が始まった。補聴器屋さんに行った時、補聴器屋さんの方と色々話しイラストを描くことを職にしてもいいかもしれないと思ったそうです。ずっとしてみたかった野菜作りも始め、生き物はゆっくり成長していくので面白いと感じるようになり、野菜に恩返しがしたい、食に関心を持ってもらいたい、そしてみんな健康になって欲しいとの思いで、現在の作品は野菜メインが多いようです。

〈イラスト製作について〉
イラストレーターさんと言えば徹夜や部屋に引きこもって作品を作り上げることがあるのかなと思い質問させていただいたところ、健康的に精神安定のために徹夜も引きこもり作業もしないそうです。A4用紙に、2,3日~1週間ほどかけて他のことをしながらイメージをして、ただ描きたいものやお客様からご依頼があった作品を描いている。普段の日常生活で心身を充実させることで生き生きした作品が描けるともおっしゃっていました。イラストは主に色鉛筆、タブレット、必要に応じてPCやその他の用具を使用し、デザイン制作時にはPC、タブレットを使用し、道具は普段から持ち歩いているそうです。特徴的なつぶらな瞳については、イラストを描く中で目を大切にしていて、魂を込め、力を籠める感じで描いているそうです。私は趣味でたまにイラストの模写をするのですが、イラストを描くことを仕事にされているってなんだかかっこいいですね。
好きなイラストレーターさんはいらっしゃらないようですが、作家の山下清さんや、芸術家の岡本太郎さんなど面白い感性や自由な作品、自然が好きだとおっしゃられていました。
座右の銘は「感謝に勝る能力はない」、好きな言葉は「地道にコツコツ」、人が好きでネットより実際に人と会うことが好きで話に重きを置くことを意識しておられるようです。

〈やりがい〉


仕事は誰かに必要とされる事が良い、お店などに関わってお店のキャラクターイラストを描いたときに、お店に人が来るようになったら嬉しく、絵を描いていて大変なことはほとんどないけど締め切りがあるときはは大変だそうです。
佐賀県立美術館での展示会や筑後市のホテル MEIJIKANギャラリーでの個展、久留米一番街多目的ギャラリー個展を開催するなど精力的に活動されており、展示会をするときは、額、作品選び、印刷、会場、レイアウト、打ち合わせ、宣伝、質問対応、片付けが大変との事ですがいろいろな感想が貰えて感謝しているとおっしゃっていました。
のだぎりさんは、オンラインでグッズも販売されています。グッズの中でもなすび君というキャラクターが多く使われている理由は1番最初の展示会のお野菜人気投票で1番人気だったからだそうです。

〈今後の展望〉


今後は、筑後に自分の作品を、そして筑後の知名度を上げたいとおっしゃっていました。
今後のご活躍が楽しみですね。
のだぎりさんはSNSの発信も精力的にされているので、気になる方はぜひそちらもチェックしてみてください。

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